札幌市の家賃相場はいくらか

札幌市は北海道の道庁所在地であり、政令指定都市の中でも家賃の水準が比較的抑えられているといわれています。

ただし同じ市内でも、区によって相場には差があります。

SUUMOが公開しているデータによると、札幌市中央区のワンルームの家賃相場はマンションで3.8万円、アパートで2.9万円が目安です。

1K・1DKになると、マンションで4.3万円、アパートで3.8万円程度になります。

一方、同じくSUUMOの2026年7月時点のデータでは、札幌市手稲区の家賃相場は4.6万円とされています。

中央区は都心部に近く利便性が高いエリアですが、間取りによっては手稲区より低めの水準になることもあるため、家賃だけを見て中心部が高いと決めつけず、間取りや築年数もあわせて比較することが大切です。

新築・駅から徒歩1〜5分以内という条件に絞ると、札幌市中央区ではワンルームで5.7万円からという水準になるという調査もあります。

同じ区内でも条件を絞るほど数字は変わってくるため、実際に検討している条件に近いデータで確認するのが安心です。

札幌市は10の区に分かれており、区ごとに地下鉄やJRの利便性、商業施設の集積度合いが異なります。

中心部への通いやすさを重視するか、家賃を抑えることを優先するかによって、選ぶべきエリアは変わってきます。

不動産情報サイトの家賃相場は数週間から数か月おきに更新されるため、掲載時点によって数字が変わることがあります。

人口の流入状況や再開発の動きによっても今後の相場は変わっていく可能性があるため、契約前には最新の募集家賃を不動産会社や情報サイトで確認しておくと安心です。

9月の引っ越しが混み合う理由と料金の変わり方

9月は転勤や異動が重なりやすい時期で、引っ越し業界では「第二の繁忙期」と呼ばれることがあります。

3〜4月ほどの混雑ではないものの、通常期に比べておおむね1.1倍程度の料金になりやすいとされています。

とくに9月中旬以降は、転勤の内示から実際の異動までの期間が短く、まとまった需要が発生しやすい時期です。

2026年は9月19日から23日にかけて5連休となるため、この前後は予約が集中し、料金がさらに上がりやすい見込みです。

月末も退去期限に合わせた引っ越しが重なりやすく、料金が上がりやすい時期とされています。

同じ9月の中でも、いつ動くかによって料金の水準が変わってくる点を押さえておくと、見積もりを取るタイミングの参考になります。

転勤による引っ越しは、内示から入居までの期間が短くなりやすい点も特徴です。

希望日に業者の予約が取りにくくなることもあるため、引っ越しが決まった時点でできるだけ早く見積もりの相談を始めることをおすすめします。

9月上旬と中旬で引っ越し費用はどれだけ違うか

引っ越し料金の調査データによると、単身の引っ越し費用は9月上旬が平均31,743円、中旬になると平均34,550円という結果が出ています。

その差はおよそ2,800円で、上旬のほうが件数自体は少なく、業者を確保しやすい時期といえます。

中旬に入ると転勤に伴う引っ越しが本格化し、第二の繁忙期の中でも需要が高まる時期にあたります。

荷物量によっても金額は変わり、荷物が少ない単身の場合は上旬・中旬とも3万円台後半、荷物が多い場合は上旬・中旬とも4万円台半ばになるという調査もあります。

札幌市内や道内での近距離の引っ越しであれば、こうした平均値に近い金額での見積もりが出やすいと考えられますが、実際の金額は距離や荷物量、依頼する業者によって変わるため、あくまで目安として捉えてください。

日程に余裕がある場合は、上旬のうちに複数の業者から見積もりを取り、比較してから決めると、中旬以降に慌てて依頼するよりも料金を抑えられる可能性があります。

こうした数字は引っ越し侍など複数の引っ越し比較サイトが公表している調査データに基づくもので、実際の見積もり額は依頼するタイミングや地域、業者によって変動します。

転入の手続きは札幌市でも14日以内

札幌市内、あるいは道外から札幌市へ引っ越す場合、住民票の異動手続きが必要になります。

住民基本台帳法では、転入をした日から14日以内に転入届を提出することが定められています。

札幌市は10の区に分かれており、手続きは引っ越し先の区役所の窓口で行います。

窓口の受付時間は平日8時45分から17時15分までで、土日祝日と年末年始は休みになっている点に注意してください。

転出元の市区町村であらかじめ転出届を出し、転出証明書を受け取ってから、札幌市内の区役所で転入届を出すという順番になります。

期限を過ぎた場合の過料の規定もありますが、実務では窓口での案内にとどまるケースが多いとされています。

とはいえ住民票の手続きが済んでいないと、公共サービスの利用や各種契約の場面で不便が生じることがあるため、早めに済ませておくと安心です。

住民票の異動とあわせて、マイナンバーカードの住所変更や国民健康保険、国民年金の手続きも同じ窓口でまとめて行えることが多いです。

運転免許証の住所変更は警察署や運転免許センターでの手続きになるため、市区町村の窓口とは別に予定を組んでおく必要があります。

電気・ガス・水道の使用開始手続きは、それぞれの供給会社に連絡する形になり、転居の1〜2週間前から予約を受け付けているケースが多いので、早めに動くと当日困りにくくなります。

引っ越し費用を抑えるためにできること

引っ越し費用を抑えたい場合、まず候補に挙がるのが時期の調整です。

上旬と中旬で平均2,800円ほどの差が出るという調査を踏まえると、日程を動かせる方は月の早い時期を選ぶと有利になる場合があります。

平日や午後便を選べる場合、土日や午前便に比べて料金が抑えられる傾向があるともいわれています。

複数の業者から見積もりを取り、金額だけでなく補償の範囲や作業内容もあわせて比較することも欠かせません。

荷物量を絞った単身パックのようなプランを使うと、通常のプランより料金を抑えられる場合があります。

ただし荷物の量や搬出入の条件によっては利用できないこともあるため、事前に業者へ相談しておくと安心です。

家賃についても、中央区のような利便性の高いエリアにこだわらず、手稲区など周辺エリアまで視野を広げることで、同じ予算でより広い部屋を選べる場合があります。

札幌市を含む北海道は冬の寒さが厳しいため、二重窓の有無や暖房設備の種類など、他の地域とは異なるチェックポイントもあります。

契約前の内見では、家賃や初期費用だけでなく、こうした設備面もあわせて確認しておくと、入居後のギャップを減らしやすくなります。

1分でできる引っ越し費用診断で、自分の引っ越しにかかる費用感を整理してみるのも一つの方法です。

ここまで、札幌市の家賃相場、9月の引っ越し料金の動き、転入の手続きという3つの観点を整理しました。

契約や金額の最終確認は、必ず物件ごとの見積もりと契約書で行い、不明点は不動産会社や引っ越し業者に直接確認してください。