名古屋市の9月引っ越し費用、上旬・中旬・下旬の相場

名古屋市の引っ越し費用は、9月の中でも時期によって差があります。

同じ月の中でも、上旬・中旬・下旬でどれくらい違うのかを知っておくと、日程を決めるときの判断材料になります。

SUUMO引越し見積もりの集計によると、単身(荷物小)の場合、上旬は51,437円、中旬は40,928円、下旬は58,352円です。

名古屋市の9月、旬ごとの引っ越し費用
単身小上旬51,437円、中旬40,928円、下旬58,352円
単身大上旬59,833円、中旬60,470円、下旬112,303円
2人上旬111,114円、中旬72,833円、下旬110,071円
3人上旬134,566円、中旬87,388円、下旬121,550円
4人上旬171,111円、中旬141,273円、下旬116,786円

多くは中旬が安い。4人家族だけ下旬がいちばん安い

中旬だけを見ると、上旬より1万円ほど、下旬より1.7万円ほど安くなっています。

2人家族の場合も同じ傾向で、上旬111,114円、中旬72,833円、下旬110,071円という集計です。

上旬と中旬の差は4万円近くにのぼります。

単身(荷物大)は上旬59,833円、中旬60,470円、下旬112,303円で、こちらは上旬と中旬がほぼ同水準です。

下旬だけが大きく跳ね上がっている点は共通しています。

3人家族は上旬134,566円、中旬87,388円、下旬121,550円で、こちらも中旬がもっとも安くなっています。

一方、4人家族は上旬171,111円、中旬141,273円、下旬116,786円と、下旬がいちばん安いという逆の並びになっています。

世帯人数や荷物量によって、必要なトラックの台数や作業員の人数が変わるため、時期による差の出方は一様ではありません。

数字は業者や引っ越し内容によって変わる目安です。

正確な金額は、実際に見積もりを取って確認してください。

差額をあらためて計算すると、単身(荷物小)は中旬と下旬で17,424円、2人家族は中旬と上旬で38,281円の開きがあります。

同じ9月、同じ市内での引っ越しでも、日程の選び方だけで1〜4万円ほど動く可能性があるということです。

2026年9月は下旬にシルバーウィークが重なる

9月下旬の費用が上がりやすい背景には、2026年ならではの事情もあります。

2026年9月は11年ぶりの5連休
19日〜土曜・日曜から連休が始まる
21日敬老の日
22日祝日法の規定で休日になる
23日秋分の日

連休中は依頼が集中し、業者の予約が埋まりやすい

国立天文台の発表によると、2026年は敬老の日(9月21日)と秋分の日(9月23日)の間にはさまれた9月22日が祝日法の規定で休日になります。

土曜の19日から数えると、9月19日から23日まで5連休が生まれる年で、これは11年ぶりのことです。

連休中は引っ越しを希望する人が集中しやすく、業者の予約も埋まりやすくなります。

SUUMOの集計で下旬の費用が上旬・中旬より高くなっているのは、こうした連休需要も影響していると考えられます。

連休中の引っ越しを考えている場合は、早めに複数社へ見積もりを依頼しておくと安心です。

9月が「第二の繁忙期」と言われる理由

引っ越し業界では、2月から4月が転勤・進学シーズンの最大の繁忙期です。

それに次いで、9月も「第二の繁忙期」と呼ばれることがあります。

1年の中での9月の位置
2〜4月転勤・進学シーズンの最大の繁忙期
9月下半期の人事異動で第二の繁忙期。通常期の1.1倍程度
通常期需要が落ち着く時期

多くの企業が下半期に向けた人事異動を発表する時期で、法人・個人ともに転勤に伴う引っ越し需要が増えるためです。

引越し侍の集計では、9月全体の費用は通常期よりも1.1倍程度高いとされています。

つまり9月は、1年を通して見ると「安い月」ではなく「やや高めの月」に入ります。

その中でも上旬・中旬・下旬で相場が動くのは、転勤に伴う引っ越しが集中するタイミングや、連休・祝日の並び方が影響していると考えられます。

名古屋市は中部地方の中心都市で、製造業を中心に本社・支社を置く企業が多く、社員の転勤に伴う引っ越しも一定数発生する土地柄です。

転勤の場合は入社・異動の辞令から引っ越しまでの期間が短いことも多く、日程を選びにくいケースもありますが、個人の都合で時期を決められるなら、繁忙のピークを外すだけでも費用を抑えやすくなります。

引っ越しの初期費用がどれくらいか気になる方は診断でチェックしてみてください。

名古屋市で引っ越し費用を抑える動き方

引っ越し費用を抑えるための基本的な動き方は、時期を選ぶこと以外にもいくつかあります。

名古屋市で費用を抑える3つの動き方
時期以外にできること
相見積1社だけで決めない
荷物不要な家具・家電を処分しておく
日程連休を避けて中旬の平日を軸に

まず、複数の業者から見積もりを取ることです。

同じ条件でも業者によって見積もり額は変わるため、1社だけで決めてしまうと相場より高い金額で契約してしまう場合があります。

次に、荷物量を事前に整理しておくことです。

不要な家具・家電を処分しておくと、トラックのサイズや作業時間が変わり、見積もり額に影響することがあります。

日程に余裕があれば、5連休や祝日を避けて、中旬の平日を軸に見積もりを依頼してみるのも一つの方法です。

土日祝日は依頼が集中しやすく、平日は比較的予約が埋まりにくい日程になりやすいためです。

引っ越し先の物件の契約内容や初期費用の内訳は、必ず不動産会社・管理会社に直接確認してください。

見積もりを比較するときに確認しておきたい点

複数の業者から見積もりを取るときは、金額の大小だけでなく、内訳も確認しておくと安心です。

見積もりで金額以外に見るところ
基本料金段ボール、エアコン工事、洗濯機の設置は含まれるか
キャンセル料金が発生するタイミングと日程変更の条件
一括見積比べやすいが営業連絡が増える場合も

基本料金に何が含まれているかは業者によって差があります。

段ボールの枚数、エアコンの取り外し・取り付け、洗濯機の設置といった作業が、基本料金の範囲内なのか、別料金になるのかは見積もり時点で確認しておきたいところです。

キャンセル料が発生するタイミングも業者ごとに違います。

シルバーウィークのように依頼が集中しやすい時期は、日程の変更やキャンセルの条件も含めて、契約前に確認しておくとトラブルを避けやすくなります。

引っ越し一括見積もりサービスを使うと、複数社の金額を一度に比較できますが、その後の営業連絡が多くなる場合もあるため、あらかじめ想定しておくとよいでしょう。

見積もりを依頼するタイミングも重要です。

引っ越し予定日が決まったら、できるだけ早めに問い合わせておくと、希望する日程やトラックのサイズを確保しやすくなります。

特にシルバーウィークのような連休をまたぐ日程は、直前になるほど選べる業者や時間帯が限られやすい点に注意してください。

引っ越しと合わせて見直したい固定費

引っ越しのタイミングは、家賃や初期費用そのものを見直す機会にもなります。

引っ越し費用とは別にかかるお金
契約時の初期費用
  • 敷金・礼金
  • 仲介手数料
  • 保証会社の保証料
住んでからの固定費
  • 家賃・更新料
  • 火災保険
  • 通信費

同じ名古屋市内でも、区や沿線によって家賃相場には差があります。

引っ越し費用だけでなく、新居の家賃・更新料・火災保険といった固定費もあわせて確認しておくと、住み替え後の負担を把握しやすくなります。

契約に関わる条件は、必ず契約書の内容を確認したうえで、不明な点は不動産会社や専門家に相談することをおすすめします。

敷金・礼金・仲介手数料・保証会社の保証料といった初期費用は、引っ越し費用とは別にまとまった金額になりやすい項目です。

新生活が落ち着いたタイミングで、通信費や火災保険といった毎月・毎年の固定費もあわせて点検しておくと、引っ越し直後だけでなく、その後の暮らしにかかる負担も見通しやすくなります。

9月は転勤シーズンかつ5連休も重なる慌ただしい月ですが、費用面は日程の工夫である程度コントロールできる部分もあります。

複数の見積もりを比較しながら、無理のない日程を選んでください。

引っ越し先が決まったら、まずは候補となる業者に問い合わせて、希望日の空き状況から確認してみることをおすすめします。

近くの街と条件をそろえて比べる

同じ条件で見ると、街ごとの差が金額で分かります。