相模原市の一人暮らし家賃相場は1Kで5万円台

相模原市で一人暮らしを始める人に向けて、家賃と初期費用、毎月の固定費を数字で整理します。

この記事でわかるのは、相模原市の区別・間取り別の家賃相場、家賃4か月分で見た初期費用、月の固定費の出し方、期限のある転入届の手続きです。

相模原市は政令指定都市で、緑区・中央区・南区の3つの区に分かれています。

アットホームの相場ページには、区ごとに直近3か月に掲載された物件をもとにした平均が出ています。

間取り別の数字を並べると、次のとおりです。

間取り中央区南区緑区
ワンルーム4.81万円4.93万円5.12万円
1K5.12万円5.2万円5.23万円
1DK6.04万円6.32万円6.37万円
1LDK7.54万円8万円7.97万円
相模原市 区別の1K家賃相場
緑区5.23万円
南区5.2万円
中央区5.12万円

アットホーム掲載物件の直近3か月の平均

1Kだけを見ると、3つの区の差はごくわずかです。

いちばん高い緑区と、いちばん低い中央区の差は月0.11万円で、1年に直しても1.32万円です。

区の名前だけで住む場所を決めても、1Kの家賃はほとんど変わらないことになります。

ただし、ワンルームは中央区の4.81万円から緑区の5.12万円まで月0.31万円の開きがあります。

ワンルームが1Kと近い水準なのは、駅から離れた物件や築年数の違う物件が混ざって平均が動くためと考えられます。

間取りの名前より、募集図面の中身で判断してください。

駅別で見ると小田急相模原は低く出る

区の平均だけでなく、主要駅の相場も確認しておきます。

同じアットホームの駅別ページでは、相模原駅と小田急相模原駅で次の数字が出ています。

2つの駅の家賃相場の比較
相模原駅
  • 1K 5.23万円
  • 1DK 6.24万円
  • 1LDK 7.8万円
小田急相模原駅
  • 1K 4.31万円
  • 1DK 4.67万円
  • 1LDK 5.61万円

アットホーム駅別ページの数字

1Kの差は月0.92万円で、1年なら11.04万円です。

1LDKでは月2.19万円、年26.28万円の差になります。

ただし、小田急相模原駅のページではワンルームが5.48万円と1Kより高く出ています。

掲載物件が少ない駅では、数件の入れ替わりで平均が大きく動きます。

駅別の数字は、傾向を見る参考値として使うのが安全です。

実際の物件で確かめるときは、同じ条件の募集を3件以上並べて比べてください。

駅が決まったら、通勤時間も合わせて確認します。

相模原市は東京や横浜へ通う人も多く、乗る路線によって所要時間と運賃が変わります。

所要時間は現行のダイヤで変わるため、乗換案内サイトや鉄道会社の時刻表で、通う先までの時間を調べてから決めてください。

1Kと1LDKの差は年29万円

広い部屋に住みたい人は、1Kと1LDKの差を先に数字で見ておくと迷いません。

中央区の相場で、1Kは5.12万円、1LDKは7.54万円です。

差は7.54万円から5.12万円を引いた、月2.42万円になります。

1年で29.04万円、2年住めば58.08万円です。

中央区 1Kと1LDKの家賃差
1K
  • 月5.12万円
  • 年61.44万円
1LDK
  • 月7.54万円
  • 年90.48万円

差は月2.42万円、年29.04万円の計算

南区は1Kが5.2万円、1LDKが8万円なので、差は月2.8万円、年33.6万円です。

1LDKは区による差が大きく、中央区と南区では月0.46万円、年5.52万円の開きがあります。

間取りを広げるほど、どの区を選ぶかで総額が変わりやすくなります。

同じ神奈川県内の別の街と比べたいときは、1分でできる住み替え診断で、今の家賃と暮らし方のバランスをチェックしてみてください。

今の家賃を下げるか、広さを上げるか。

相場の数字があると、どちらを選ぶかを冷静に考えられます。

家賃4か月分で見る相模原市の初期費用

部屋を借りるときの初期費用は、家賃の水準にそのまま連動します。

敷金1か月、礼金1か月、仲介手数料1か月、前家賃1か月で、合計家賃4か月分かかる物件を例に計算します。

家賃4か月分の初期費用の内訳
初期費用 合計約20.5万円
敷金5.12万円
礼金5.12万円
仲介料5.12万円
前家賃5.12万円

中央区の1K 5.12万円で計算

5.12万円の4か月分は、20.48万円です。

緑区の1K 5.23万円なら20.92万円、南区の5.2万円なら20.8万円になります。

1LDKの中央区7.54万円なら、同じ条件で30.16万円の計算です。

ここに、火災保険料、鍵交換費用、保証会社の初回保証料が加わる物件もあります。

引っ越し作業費も別にかかります。

初期費用は物件ごとに内訳が違います。

見積書の項目を1つずつ確認し、わからない名目があれば不動産会社に説明を求めてください。

礼金なしや仲介手数料の割引といった条件がつく物件もあり、総額が変わる場合があります。

初期費用を少しでも抑えたい人は、家賃や契約条件が違う住まい方を比べる方法もあります。

シェアハウスのように、初期費用が低めに設定されている選択肢もあるため、気になる人は条件を確認してみてください。

月の固定費は家賃にいくら足すか

家賃が決まったら、毎月かかるお金の全体像も出しておきます。

一人暮らしの月の固定費は、家賃、水道光熱費、通信費の合計で考えると、見通しが立ちます。

光熱費と通信費は人によって幅があるため、ここでは自分の請求額を入れて計算してください。

計算式は次のとおりです。

月の固定費の出し方
1. 家賃管理費を含めた額
2. 光熱費電気・ガス・水道
3. 通信費スマホとネット回線
4. 合計1から3を足す

光熱費と通信費は自分の請求額で

たとえば、中央区の1K 5.12万円に、光熱費と通信費の合計を月2万円と仮置きしてみます。

月の固定費は7.12万円、年なら85.44万円です。

この2万円は計算のための仮の数字で、実際の請求額とは違います。

家賃が5.12万円から5.23万円に変わっても、年の差は1.32万円です。

固定費は、家賃の数千円の差より、光熱費や通信費の見直しのほうが大きく動くことがあります。

引っ越しを機に、通信費のプランも合わせて見直してみてください。

契約中の光熱費や通信費のプランは、引っ越しのタイミングで切り替えると手間が少なくなります。

新居で使える料金プランは、地域の事業者の案内で確認してください。

相模原市の転入届は14日以内

引っ越しが決まったら、転入届の期限を忘れないようにします。

相模原市の案内では、市外から転入する場合、前の住所地で転出の届出をしたうえで、引っ越してから14日以内に届け出ることとされています。

引っ越し前に手続きすることはできません。

14日を過ぎた場合は、各区役所の区民課に問い合わせるよう案内されています。

転入届までの流れ
1. 転出前の市区町村で届出
2. 引っ越し新居に住み始める
3. 転入14日以内に届出

必要書類は市の公式ページで確認

窓口は、区役所区民課のほか、一部を除くまちづくりセンターや出張所でも受け付けています。

橋本と中央6地区、大野南のまちづくりセンターは対象外とされているため、行く前に確認してください。

平日の午前8時30分から午後5時までが基本で、第2・第4土曜日は午前8時30分から正午まで、区役所区民課のみで受け付けています。

前の住所地で発行された転出証明書、またはマイナンバーカードの特例転出の手続きが必要です。

窓口の時間や取扱いは変わることがあります。

最新の案内は、相模原市の公式サイトで確認してください。

転入届とあわせて、橋本駅周辺に住むことを考えている人は、リニア新駅の話も押さえておきます。

橋本駅の周辺では、リニア中央新幹線の神奈川県駅(仮称)の計画が進められています。

報道では、JR東海が神奈川県内の第2首都圏トンネルと新駅の工期を、それぞれ3年延ばすと発表したと伝えられています。

開業時期そのものも、2027年は難しいとされています。

住まい選びの視点では、工事や開業の時期が変わる話を、家賃の上がり下がりの見込みにそのまま結びつけないことが大切です。

相場は景気や供給量など多くの要因で動くため、新駅の計画だけで家賃が決まるわけではありません。

今の相場の数字を確認して、自分の通勤や暮らし方に合う条件の部屋を選んでください。

住み替えや契約の判断に迷ったら、管理会社や不動産会社に相談するのも一つの方法です。

契約の前には、契約書と重要事項説明の内容を必ず確認してください。

最後に、ここまでの数字をまとめます。

相模原市の一人暮らしの家賃相場は、アットホームの区別相場で1Kが5.12万円から5.23万円でした。

1LDKは7.54万円から8万円と、区による差が大きく出ます。

家賃4か月分の初期費用は、中央区の1Kで約20.5万円の計算です。

物件探しの前に、相場の数字と自分の月の固定費を並べて、無理のない範囲を決めておくと安心です。

数字は掲載物件の平均で、時期によって変わります。

実際の契約では、募集図面と見積書を確認し、不明点は管理会社や不動産会社に確認してください。